【書籍紹介】ビジネス書

「女子の働き方」の紹介

女子の働き方の紹介画像

引用:文響社(http://bunkyosha.com/book/9784905073918)

女子の働き方という本に書かれているのは?

「女子の働き方」という本は、ビジネスは「男のルール」で動いている、現代社会を自由に歩く「自己中心」の仕事術という副題がついています。
女性が社会進出を果たし、男性社会の中で仕事をしていると、上司と合わず会社に行くのが嫌になったとか、仕事にやる気が出ない、自分に向いていないなどと考える女性がどうしても多くなります。

女性の多くが仕事異常に大切に感じていることがいくつもあり、働いているとふと今のままでいいのか?と不安を感じてしまうことも少なくありません。
辞めてしまえばいいという考え方もできますが、もしも現在の仕事をもっと楽に楽しめるのなら?そんな方法を知りたいという人に読んでほしい本が女子の働き方です。

生粋の男性社会「海上保安官」として働いてきた著者

著者の永田潤子さんは、海上保安庁で海上保安官として働いてきた方です。
海上保安庁といえばもちろん、ほぼ男性という世界ですし、彼女は26歳という最年少で船長を務めたという男性社会の中で生き抜いてきたパイオニアといわれています。

頑張っている女性の味方になりたいという気持ちをもって書いたというこの本は、わかりやすくQ&A方式で進んでいきます。
日々仕事を継続していく中で一般企業とはまた違う世界で働いてきた著者ですが、仕事に対する悩みはいずれも同じ、だからこそ、女性の働き方としてレクチャーできる力を持っています。

この本では繰り返し、「自分中心」で考えていくことを求めています。
自分中心というのは我儘、自己中心的ということではなく、自分を起点に物事を考えて周囲をよく観察するということをいっているのです。

人間関係の悩みも、自分を円の中心として考えると、実際には嫌いな人も同僚であり、一緒に仕事をしていく仲間であることに違いがない、上司や先輩は自分がよい仕事ができるように導き、協力してくれるメンバーなのだと切り替える事が出来ます。

自分を主軸に考えていくと心を切り替える事が出来る

例えば仕事をしているのではなく、やらされているという感覚が強いという場合、本当に自分は何をしたいのか?と自分に問いかけてみる事で、明確なビジョンが出てきます。
自分はなにを?という自分主軸の考えにしてみると、やらされていると考えるのはもったいない、自分の為になる内容の仕事をしようという気持になります。

何かに悩んでいる、常に悩みを持っているということはどういうことなのかというと、これも自分ではなく周りに問題があると考えている人が多く、これを自分が変わっていけばいいのではないか?と自分に対して積極性をもって考えていくと、自然と悩みも少なくなっていき、ポジティブな考え方に変わっていきます。

こうしたことを学ばせてくれるこの本、今仕事に悩み、行き詰っているという女性に読んでほしい気持ちを元気にしてくれる本です。