本の読み方

読書時の「集中力」を高めるには

2冊のノート

本を読むときに集中できない人が増えている

本を読まない人が多くなっている現代、本を読む機会があっても集中力をもって読書できないという方も増えています。

読書の習慣がない人は、本を読んで10ページにも満たない段階で、ほかの事を考え始めます。

これは、本の内容を理解しながら、自分の感情をのせていくということが出来ていないのです。しかし本を読むということは様々な事を教えてくれますし、集中力はもちろん、物事を理解するという力を与えてくれます。

読書がうまくできるようになると、スマホの音がしようが、母親の「食事の支度が出来たよ」という声がしようが、ほとんど何も聞こえず本に没頭できるようになりますし、音楽をかけていても、「これって誰の曲だっけ?」など考えることなく、集中できるようになります。

人はもともと集中することが苦手

人はほとんどの人が元々集中することが苦手です。

子供をみているとよくわかりますが、読書などの訓練をしていない幼い子供たちは、多くが一つのことに集中して遊ぶということができません。

例えば、一人で遊んでいても、お友達が別のおもちゃをいじっていれば、そっちに気が盗られます。通常、こうした集中するという能力は日々の生活の中で鍛えていくもので、そのトレーニングに役だってきたのが本を読むということだと感じます。

この集中できない仕組みは、私たちの体の防衛反応からきているといわれています。一つのことに夢中になりすぎると、他の事がみえなくなります。

その昔、まだ人が動物と共に自然の中で暮らしていた時、何かに集中しすぎれば動物から襲われるかもしれませんし、危険を察知できない状態になります。そうならないように、元々人の身体は集中しにくくなっていると考えられます。

しかし集中するということは現代に必要な事で、物事に惑わされることなく、しっかりと勉強することができるようにならないと、思考力も伸びませんし、常に周りの事ばかり気にする落ち着きのない人間になってしまうことも少なくないのです。

瞑想をして心を落ち着かせる

集中力がない状態で即本をじっくり、他の音なども聞こえないくらいに集中して読むようにといわれても、ほとんどの方が出来ません。

読書を集中して行う事ができるように、また物事を集中力をもって対処できるようにするために、瞑想によるトレーニングを行ってみるのもオススメです。例えば夜寝る前に、最初は20秒でもいいので目をつぶって深呼吸し、自分の呼吸だけに集中します。すると今どの位時間がたったかな?これって意味があるの?なんだか寒くなってきたなどの余計な事を考えるようになります。

それでも「呼吸、呼吸」と意識を呼吸に集中し、他の事を考えないように努力します。これを繰り返していくことで次第に、呼吸に集中できる時間を伸ばすことができるようになり、30秒から1分、1分から10分と時間が過ぎていきます。

上手くできるようになると、ふと気が付いたら30分以上がたっていたという状態になっていきます。こうした状態を作る事が出来るようになると、本を読むということが少しずつ出来るようになり、長い時間本を読める自分がいることに気が付くと思います。

集中できる環境を作ることも大切

なかなか集中して読書ができない人は、環境を整えることもおすすめです。

自身の部屋などは、気が散るものが多いので、実は読書に不向きな環境です。図書館や静かなカフェなら、テレビもありませんし、イヤホンを持って行かなければ音楽を聞いたり動画を見たりもできません。自分に合った環境を探すために、色々な場所で読書をしてみましょう。

それなりに自宅が広い人であれば、読書をする専用の書斎などを作ってもいいかもしれませんね。「書斎は本を読むための部屋」ということを決めておけば、書斎に入った際に脳が読書をする意識に切り替わるため、より集中力を保ちやすくなるでしょう。

私自身が実践したこと

私はつい最近まで、連休を利用して読書のためだけにリゾートバイトに行ってました。リゾートバイトというのは、リゾート地で旅費生活費無料で働けるバイトのことです。

実は長距離移動する乗り物は、乗り物酔いしない人なら読書にうってつけです。長距離移動には時間がかかるので携帯電話の電池を温存する必要がありますし、他にやることが無いので読書に集中することができます。
リゾートバイトの勤務地はもちろんリゾート地なので、夏は避暑地、冬は南国で優雅に読書を行えるのも魅力です。

この他にも、集中力を高めるために、私は日々の食事で「腹八分」を心掛けるように意識をしています。これは、満腹状態だと身体が食べ物の消化にエネルギーを使うようになるうえ、睡魔に見舞われやすくなり、集中力が下がってしまうためです。そのため、食事量を気持ち少な目にすることで、先のデメリットを軽減できるようになり、集中力の低下を抑えることに繋がります。

どのような方法をとるにしても、集中力がアップした状態で読書を行うと、本を読み終わった後の満足感も飛躍的にアップします。先に挙げた方法を参考に、自分なりの集中できる読書スタイルを探してみてくださいね。